こんにちは。grow-upです。
昨日はオススメのタイプとメーカーを投稿しました。スコッチグレインは本当にオススメで私は大好きです。今日も履いて仕事行きました。
しかし、実は革靴はコレだけ一足あればイイ!というわけではないんです。最低でも3足は必要だと言われています。
「3万の靴でもびっくりなのにそれを3足だと…?」
コレは初めて上司に革靴の事を教わった時に感じた思いです。当時は狂ってると感じていましたが、必要性を理解すれば買ってよかったと思っています。
理由は靴が痛んでしまうからです。人は足にもたくさん汗をかきますから、その水分を革が吸収し続けると革が痛んでしまったり、カビが生えたり臭くなってりします。
そうならないように1日履いたら最低でも2日は休ませる、というローテーションなら痛まず長く履き続けることが出来るのです。せっかくいい靴を買ったのにすぐに履きつぶしてしまったら勿体無いですよね。また革靴は新品よりもちょっとシワの入った”手入れの行き届いてる感”あるモノの方がカッコ良く見えるというのも、長く履きたい所以です。
しっかり革を乾燥させて湿気から防ぐには2日かかると言われています。そのローテションを組む為に、3足は必要なのです。
どうせ3足買うなら違うパターンのモノを買いたいですよね。好きな種類を買うのも良いですが、最低限外せないポイントを抑えた上で選定しましょう。
絶対に必要なのは前回も紹介した通りどこで履いても問題のないフォーマルなモノ。仕事や冠婚葬祭で使用出来る黒の内羽根式、ストレートチップが良いでしょう。私が買ったスコッチグレインはこのタイプです。
もう一つは少しカジュアルなモノ。セミブローグやフルブローグも良いですし、茶色など色を変えてもいいかもしれません。茶色の革靴カッコイイですから。私は茶色は自分にはまだ早い!とチキっていたので黒のセミブローグのモノを買いました。
3足目はどこで履いても問題のないフォーマルなモノがいいでしょう。ただし、1足目と違うのは雨用の靴だという事です。
ある雨の日、通勤の為バスに乗ろうとしたらとても奇妙な行動をする人を見かけました。デキる感満載のダンディな男性。スーツや髪型は決まっていて完璧なのに、靴にビニール袋を被せて歩いていました。当時はなんだこいつとしか思っていませんでしたが、今はわかります。そう、革靴にとって雨は天敵なのです。
革靴は一度濡れてしまったら上品な革がダメになってしまいます。革は水分に弱いのです。高級な革靴を守るためなら人にどう思われようと構わない!という実に男らしい振る舞いをしていたんですね。革靴ファンの鑑です。
とはいえ、雨の日に毎回ビニール袋を被せて歩くわけにはいかないので、特殊なコーティングが施された雨用の靴があります。撥水機能があり、底面は滑らないようにラバー製。
大事な日にも雨は振りますので、必ず買うべきです。手入れされた革靴には及びませんが、パッと見は決して悪くないので晴れた日に履いても問題ありません。
長く履く為には3足揃えること以前に、靴を大切に扱うことが重要です。ブラシでホコリを落とし、シューキーパーで形を保ち、クリームを入れて乾燥を防ぐ。最初は面倒に感じるかもしれませんが、その一手間こそが靴を長く履ける最大の要因です。
何度も磨いている内に愛着が湧き、だんだん楽しくなってきます。そしてもっと色んな靴が欲しくなってきます。私の先輩は靴を買いすぎて残高が1000円になっていたことがありました。そこまでとは言いませんが、愛することが重要です。
靴を買ったお陰で必ず天気予報をチェックするようになりましたし、身だしなみにも気を使うようになりました。その結果、仕事の成果も上がりました。
たかが革靴、されど革靴。革靴には魅力が詰まっています。
読んでいただき、ありがとうございました。