こんにちは。grow-upです。
みなさんは矯正治療をしたことがありますか?
矯正をする人は全体で2割程度と言われており、海外に比べて日本人の方が施術する率が低いそうです。「矯正は小さい頃にやる」というイメージが強いことや、器具が目立つのが恥ずかしいといったことが原因としてあげられると思います。
私も同様で、歯並びにコンプレックスがあるものの恥ずかしさからなかなか踏み切れませんでした。しかし、今ではほとんど目立たない矯正治療の方法があるため治療を決意しました。
様々な弊害があるとも知らずに…
目次
まず矯正治療を始める前に、親知らずを4本抜かなければなりません。虫歯の原因になりやすいことや治療が終わった後も歯並びが悪くなってしまう可能性があるからです。
私は一本も抜いてなかったので、右側2本、左側2本というように期間を分けて抜きました。治療自体は歯医者さんの腕が非常によかったので「もう終わったの?」という感じで痛みはほとんどありませんでした。
しかし治療が終わって麻酔が切れた後が最悪でした。常に血が出続けていて気持ち悪いし唾を飲み込むのも辛いくらい痛む片側だけすごく腫れるし。ご飯も歯の片側だけで食べなければならないので食事にも気を使いました。とにかく治療後2日は最悪でしたね。麻酔が切れた夜は痛すぎて19時半くらいに就寝しました。
ただそれも3日もすればなくなります。違和感は残りますが、痛みはほとんど消えていきます。
初めて矯正器具を付けた時は口内炎がたくさんできました。特に奥歯の方ですね。体調不良からくるタイプのものよりは痛みもなくさほど影響はありませんが、気にはなりますよね。
しかも、口の中に異物が入っていることに体が慣れるまで何度も口内炎が発生します。出来ては消え、出来ては消え。それを3周くらいすると出来なくなってきます。
矯正器具はフラットな作りではない為、歯と器具の間には隙間が出来ます。その隙間の食べかすが入る入る。米粒なんかジャストサイズです。
普段であれば舌でなんとかできるところも、矯正器具の隙間は狭くて舌が届きません。なので食事の後はうがいと歯磨きが必須になります。私は上を裏側矯正にしているのでそこまで目立ちませんが、下は表側なので食事後は必ず鏡の前でチェックしますね。
これは裏側矯正は特にそうです。舌の動きが制限されてしまう為、滑舌が大変なことになります。特にサ行、ラ行が言いづらいですね。アナウンサーなど滑舌が命である仕事をされている方は裏側はやめた方がいいと思います。
私は滑舌が悪くなったことであまり喋らないようにしていたら彼女に「なんでそんなに怒ってんの?」と変な勘違いをされて振られそうになったことがあります。1ヶ月で慣れるので辛抱しましょう。
「今のうちに美味しいものたくさん食べてくださいね。」
これは治療を始める前に歯医者さんから言われた言葉です。その時は全然気に止めていませんでしたが、今ではよくわかります。。
付けたての頃は歯を動かしているのでとにかく歯が痛いんです。前歯で噛み切ることなどできやしません。奥歯で柔らかいものをゆっくり食べることが限界です。器具を付けて3日くらいはラーメンとお茶漬けしか食べられませんでした。今は一生ハッシュドビーフ を食べています。
コンビニなどでからあげクンを見たときに今までなら迷わず買っていましたが、今では”食べたいか”よりも”食べれるか”を優先して購入しています。将来入れ歯になったらこうなるんだろうなと思うと今から歯は大切にしようという気になります。
ここまで書いていると辛いことばかりな気がします。事実辛いです。
しかし、そもそも矯正治療をする目的はなんだったのか。キレイな歯並びを手にいれて笑顔に自信を持つ為です。歯並びが矯正されたいい未来をイメージして、ワクワクしながら過ごしていきたいと思います。未来への投資なのですから!
読んでいただき、ありがとうございました。