こんにちは。バズ・ライティンガーです。
本日は『7つの習慣』解説第4弾です。
早速見ていきましょう。
- 主体的であること
- 終わりを思い描くことから始めること
- 最優先事項を優先すること
が今までの習慣でしたね。
『7つの習慣』その④ ”win-winを考える”
スポーツの世界では勝ち負けがはっきりしています。どれだけいい試合をしても、ルール上勝者を敗者が必ず生まれてしまいます。技術的、体力的、精神的にどれだけ相手を上回れるかが大切。私は長年スポーツをしてきたのでそのマインドが染み付いています。
このことはスポーツだけではなく、勉強、年収、取引、持ち物などあらゆることに言えることです。
そこに勝ち負けはないはずなのに、相手よりも上回ろう(得をしよう)とする。この考えではなく、”双方にプラスになる関係”を目指すことが重要だとコヴィーは述べています。
win-loseからの脱却
自分が利益を得るために相手を負かす(不利益を与える)ことを「win-lose」の関係と言います。
例えば上司が自分が楽をするために部下に仕事を押し付けたり、エゴを押し通そうとすることです。
「いかに自分が楽をするか」ってことに貪欲な人のなんと多いことか…
これでは自分だけしか得をせず、いい関係が築けませんので、持続可能ではありません。いつか不満が出て崩れる危険性があります。
また逆のパターンで「lose-win」の関係もあります。相手に好かれたいという思いから自分が損をし続けるというものです。自分にとって利益があればいいですが、ほとんどは時間と労力を搾取されているだけ。これも良い関係とは言えません。
「win-win」の関係を築くには?
双方にとってプラスの関係を目指すために必要なのは、”思いやり”と”勇気”です。
何が相手にとってプラスかを考え、受けるよりだけでなく与えることを重視する。しかし、自分が不利益を被り続けないように提案をする勇気を持つ。ここが大切です。聖書の考えと似ていますね。
「受けるよりも与える方が幸いである。」 (聖書:使徒言行録20章35節)
「与えなさい。そうすれば自分も与えられます。」(聖書:ルカの福音書6章38節)
「win-win」の関係を築くには?②
他に、win-winの関係を築くために必要なことはシステムも重要です。どれだけ思いやりを持っていても、片方が損をする、あるいはwin-loseの関係が出来てしまうようなシステムではいけません。
以前勤めた会社では、業績のランキングに応じて給与が決まるので、「みんなで頑張ろう!」という空気感はなかったですね。
私も現在ほぼボランティアのような仕事をしているのですが、今回をきっかけにシステムを見直しました。お互いにとってプラスになる方法が最適なので、システムを根本から変える予定です。
最後に
他人よりも優れているという優越感は自己肯定感高める効果があります。
しかし、それだけでなくみんなが幸せであるということもまた重要です。特に組織や人間関係では持続可能な関係作りが大切になるので、この習慣は全社会人に必要だなと感じます。
読んでいただき、ありがとうございました。
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