ショートスリーパー講習会に参加！

こんにちは。本日は、昨日参加したショートスリープ講習会の感想を書いていきたいと思います。

コロナウイルスの影響で外出自粛がなされている中、このままでは灰になってしまう！と思い様々なところで勉強をしようと考えました。

そんな時に何気なく見ていたfacebookで、ショートスリーパーの講習と言うものが目に飛び込んできました。

成果を出している人は皆短眠である！
２時間睡眠でも健康には問題ない！
自分の自由な時間が増える！

具体的にはこのような謳い文句が書かれていました。確かに短眠が実現できたら今やってるブログの更新や勉強、筋トレに割ける時間も変わってくるのではないかと希望に胸を膨らませて申し込みをしました！

とは言っても今回はコロナの影響がある為に”ZOOM”を用いたリモート講習会です。この斬新なやり方と3000円という手の出しやすい価格も申し込みをした要因にはなっています。

開始時間は19:30。一応シャツに着替えて家で待機をしていました。送られてきたURLからZOOMに参加すると、すでに数人が参加していました。運営側の方（体育会系っぽい）が講習会のルールなどを説明されていて、私も指示に従いミュートにして画面から顔を見せていました。ちなみにこの体育会系の方、現在では３時間睡眠で余裕を持って生活を送れているそう。高まる期待！

19:30になると進行役の若い女性が登場し、講義が始まりました。この時点で「あ、社長が説明するわけではないんだ」と感じました。

女性は最初に「インプット効率はリラックスした状態の方が緊張した状態に比べて６倍効果があります。なのでこれから自己紹介をします」と話しました。おおこれは講習会っぽいなと関心しながら、参加者の自己紹介を聞きながら（買ったばかりのipadとapple pencilで）メモをとりました。参加者は以下の通り。

Sさん　会社員　夜勤が多い
Nさん　学生　勉強時間が欲しい　意識高い系っぽい
Fさん　教師　短眠にトライしたが失敗、改善策を求む
Mさん　経営者　仕事の効率をあげたい
Tさん　高三　ネットで見て興味湧いただけ

どれもクセのありそうな人ばかり。共通するのは健康を害さず効率を求めたいと言う点。進行役の女性もショートスリーパーになることに成功したようで、2時間ほどしか寝ないようです。高まる期待！（2回目）わくわくしてapple pencilを握る手にも力が入ります。

この後トンデモ講習会が始まるとも知らずに。。。

序盤は睡眠に関する研究について。

ショートスリーパー運営（以下SS）「睡眠の満足度は年々下がっています。なのに睡眠グッズの売れ行きは右肩上がり。なぜ、現代人は睡眠に悩みを抱えているのでしょうか？」

それっぽい！！なんでだろう？グッズが増えたことによって選択肢が増えてより良い睡眠の方法があるのではないかと悩みはじめたからかな？それとも現代人は多忙だからうまく寝付けないのかな？等々悩んでいると。。。

SS「正解は企業が睡眠の不安を煽ることによって自社製品を売ろうとしているからです！！」

う、う〜ん。そうなのかな？企業のせい？ちょっと納得できませんでしたがそう言う考え方もあるのだなと受け流しました。要するにメディアに踊らされるなと言うこと？

そして次。下記のグラフが示された記事を示し、こう問いかけた。

SS「現代では7時間睡眠が最も死亡率が低いと言うデータが示されていますが、この記事について思うことを発言してください。」

う〜ん。これは保健の教科書にも書いてあるし奇妙なことなんてあのかな〜と思っていると。。。

「こんにちは〜。」　　堀大輔社長登場！！！！

「ここ重要なんで僕が説明しますね」と颯爽とカットインし、話出した。

「これ何がおかしいかわかる人います？まず前提として英語の論文読めなきゃいけないんですけど。原文読めばわかると思うんですけど、これ実は男女じゃなくて男性のデータしか出してないんですよ。しかも126人しか被験者がいないんでこのエビデンスはどこにあるんですかって話。まあ簡単な論文なんで読んでおいてください。僕西野政治さんと直接話したことあるんですけど、、、、」

とにかく喋る！！とにかく上から喋る！！そのイキリ具合に圧倒されました。

画面越しにも関わらず、開始3分で嫌悪感を抱きました。それってすごい！

自分の知識をひけらかす系で、睡眠の話から徐々に脱線。”なんの時間なのこれ？”タイムが続き、わくわくが不信感に、不信感がイライラになってきた頃。。

堀社長「ちなみに老化はなぜ起きるか知ってますよね？ビタミンには４種あってその中の一種が。。（まだ言ってる）」

Mさん「すいません質問いいですか」

堀社長「はいどうぞ！（質問をさらに広げて知識出したるぜ）」

Mさん「この社長の時間はもともと設定されていたものなんですか？この時間が長引いてちゃんとカリキュラムが終わらないなんてことありませんよね？」

おお〜〜〜！！！それみんなが思ってたやつ！！この質問をサラッとして退けたのは経営者のMさん。やはりできる男は自分の意見を言えるのだなと感動。そして勉強になった。

この一言で社長は明らかにペースダウンし、あっという間にフェードアウトしました。

その後はまた若い女性戻り、講習会がスタート。順調にショートスリーパーへの道しるべを示してくれると思いきや。。。

SS「睡眠は健康に悪いのです！なぜなら睡眠中は免疫力や代謝、血流が低下するからです！でも起き続けるのはだめです！！」

？？

SS「ナマケモノは２０h、キリンは２０mの睡眠時間です。活動量はキリンの方が多いです！人間もニートは１３h、ビジネスマンは７h。ビジネスマンの方が活動量が多いです！」

？？？

SS「風邪を引くのは寝てる時だけです！毛布をかけずに生活しませんよね。試しに毛布かけずに寝てみなさい。風邪引きますから。」

？？？？

SS「寝落ちしそうでガクッとなる時は免疫力が落ちてます。やめましょう！」

？？？？？

極め付けは

SS「ここに縄文時代・弥生時代・江戸時代・現代の睡眠時間と平均身長のデータがあります。これによると睡眠時間が最も長い江戸時代の人は平均身長が最も低いと示されています！寝る子は育たないのです！」

？？？？？？？どういうこと？さっきの安易に情報に惑わされるなという理論で行くと、この江戸時代のデータはどこから来てるの？縄文時代の睡眠時間てどうやって調べたんだろうか。。。

このように謎は深まるばかり。このままでは時間が無駄になってしまう！と焦った私は「ショートスリーパーになるための何か具体的な方法やコツはないんですか？」と質問してしまいました。最初は女性がつらつらと色々説明してくれてました。しかし、

社長「これ僕が答えますわ。君（女性）の話なげーから。」

社長再び登場！！

社長「いいですか。短眠になることによる健康被害の固定化概念を払拭できなかったらショートスリーパーなんて慣れないんですよ。そのためにここまで時間をかけて（トンデモ）理論的に説明をして来たわけです。よく理解もしてない人に方法論伝えても意味なんかないですから。あ、二度寝をしてしまうあなたにとって起きの方法がありますよ。頭上に短剣を用意してください。アラーム止めて起きなかったら落とすんです。簡単でしょ？」

？？？？？？？？？？？？つまりコツはなく信じて気合いでやれよと？じゃあどうやって成功させるんだよ！どうやってサポートして行くんだよ！長年の研究でわかったことを教えてくれよ！不利な情報は粗探しをして有利は情報は経験則かい！！

といっていることがいよいよ繋がらなくなり、予定時間を過ぎても終わる気配がないところで退出しました。

う〜む、私のモットーは”人生に無駄なことなどない”ですが、久しぶりにこんな無駄な時間を過ごしたなぁ〜

ちなみに、退出をするときにメンバーを確認したら、すでに1人退出してました。そう、経営者のMさんです。さすがですね。

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