こんにちは。grow-upです。
数年前までは新人だった私も、現在では数人の部下を抱えるようになりました。
部下を抱えて苦労することは、彼らのモチベーションのコントロールです。能力的には高いものがあるのに、それを生かし切れていない。そんな人を見ているとなんとか力を引き出してあげたいと思うのは自然ではないでしょうか。
そんなとき、私が出会ったのは『カリスマ体育教師の常勝教育』という本でした。
作者は原田隆史という大阪出身の教師。荒れた学校を独自の教育法で更生させるだけではなく、陸上部顧問として何人も全国大会の優勝者を排出しています。学校の先生ですが、企業の社員教育やサイキングアップの方法としては効果的なものばかりです。
この本を読んで感じたこと、実践すべきことをまとめました。
能力に個人差があるとしたら、それは学ぶ姿勢が大きいのではないでしょうか。
授業でもいつもウトウトしている生徒としっかり聞き入っている生徒ではどちらが成績がよくなるかは一目瞭然です。
色々なノウハウが記されていますが、まずはじめに行うこととしては、聞く姿勢、学ぶ姿勢を教え込む態度教育が重要です。
原田先生は静と動の教育を重要だと考えています。
静の教育とは、気を付け・靴を揃える・ものをしまうといった身の回りの整理のことです。
この部分がおろそかになってしまうと、話を集中して聞いていられなかったり、素直に学ぶという能力が欠如してしまいます。
精神面を強くするには、ただ苦しいことをやるだけでは不十分です。
出来ることの継続こそが心を強くするのです。自分がやれることを継続して行う。何も難しいことをいっている訳ではありません。大切なのはやるといったからには特例は認めないことです。
「今日は疲れたからもういいや」「雨が降っているからいいや」といったイレギュラーな状況でも、やると決めたことをやり続けることが心を強くしていくのです。
結局、特例を認めてしまうことは自分の心の弱さが露呈していることに他なりません。この部分で妥協をしないことが、精神的にタフになっていくことに繋がるのです。
私も朝ランニングをしていましたが、いつからか走るのをやめるようになってしましました。眠いとか時間がないからなどと言い訳をして、そうしていたことが原因です。そうならないよう、明日から気をつけていきたいと思います。
ゴールがわからない状況でのランニングほど辛いものはありません。
どこに進むべきかがわかって初めて人間は行動をすることが出来るのです。成長するために重要なのはまず目標を立てることです。
目標を設定することで頭の中が整理され、自分の行動がよりクリアになっていくのです。
原田先生の学校では毎年大変な量の目標達成シートを記入するそうです。試合の度に自分を振り返ることで、頭の中に刻み込んでいくんですね。そういった作業は私たち大人でも必要で、ただ漫然といきていくだけではだめです。必ず目標を持って生活するようにならなければなりません。
私の目標は副業収入を得ること、筋肉ムキムキになること、資格をたくさん得ることなどが目標です。最終的な目標としては月収が100万に達することを目指しています。
成長のために必要なのはできないことや困難なことに挑戦することで強くなるのではありません。挑戦の過程で諦めないで逃げずにコツコツやりきることから強くなっていくのです。
指導するものとしては色々を言いたいことがあると思いますが、まずは自分がきちんとしていなければなりません。この本では、指導力をあげるノウハウがたくさん書かれていますが、自分への戒めとしても読んでいただきたいです。
私はこの本を買ってから生活態度を改めましたし、目標達成に向けたシートを作成したりもしました。まだまだ始めたばかりですが、確実に効果は出てくると思います。
継続と信念こそが万能ですから。
読んでいただき、ありがとうございました。